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骨盤の歪みは姿勢から

腰痛や肩こりなど、様々な症状を引き起こす骨盤の歪み。その多くは姿勢の悪さが原因で、寝方によるものもあります。うつ伏せで寝ているなど心当たりのある人は、正しく仰向けで寝ることで、骨盤の歪みは改善される可能性があります。

骨盤が歪んでしまうと

骨盤は全身を支える大切な骨格です。これが歪んでしまうと(骨が歪むのではなく、骨盤に付いている筋肉の緊張のバランスが崩れるなどにより歪んでしまう)、体に様々な影響を及ぼします。前述した腰痛や肩こりをはじめ、不眠や冷え性、便秘や生理痛など、様々な症状が現れる可能性があります。

 

 これらの症状の中で比較的多く現れやすいのが腰痛です。これは、骨盤が歪むことで上半身を支える力が弱まり、腰の筋肉などに大きく負荷がかかることで起こります。

正しい寝方で改善も

骨盤の歪みの原因は、加齢による筋力低下や、ケガなどが原因の場合もありますが、その多くは姿勢の悪さから来ています。日常生活の中で、いつも同じ方の手でカバンを持っていたり、どちらか片方だけで足を組んでいるなどを続けていると、歪みの原因になります。こういった場合、それらの動作を左右均等にすることを心がけたり、筋肉の緊張をほぐすストレッチが効果的です。

 

 寝てる間に骨盤が歪んでしまうこともあります。これは寝方が原因で、うつ伏せや横向きに寝ることが多いと、首周りや腰がねじれた状態にあることで、骨盤が歪んでしまうことがあります。自分に合った枕を使い、正しく仰向けで寝ることで、骨盤の歪みを改善していきましょう。