「首こり」という言葉を聞いたことがありますか? 「肩こり」と比べると耳馴染みが薄いかもしれません。肩こりの一部として認識されていることが多いからでしょう。
首が重い、痛い、頭痛がする、眼精疲労…。その症状はもしかすると「肩こり」ではなく「首こり」なのかもしれません。
本記事では、首こりの原因や改善の方法などをご紹介していきます。
目次
「こり」というのは、筋肉疲労の一種です。筋肉が緊張して固まり、緩められなくなった状態のことを指します。
固まってしまった箇所が肩ならば「肩こり」、首ならば「首こり」というわけですね。
なぜ肩こりは広く知られていて、首こりはそうでもないのでしょうか? 恐らくそれは、首こりが肩こりの一部として認識されがちだからです。
首から肩、背中にかけて大きく広がる「僧帽筋(そうぼうきん)」という筋肉があります。体の最も表層部分にあり、鎖骨や肩甲骨を動かす役割を担うこの筋肉がこり固まると、「肩こり」につながります。
「こり」の原因は主にふたつ。僧帽筋が痛むことと、衰えることです。
痛みは筋肉の緊張や、悪姿勢での血行不良による疲労物質の蓄積が主な原因。衰えは、デスクワークなどによる長時間同じ姿勢や、運動不足などによるものです。
いずれにしても筋肉自体が大きいので、僧帽筋の悪症状は肩、首、背中といった広い範囲の「こり」として自覚します。
その一方で、後頭部と背骨をつなぐ「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」という小さな筋肉の群れがあります。僧帽筋の奥深くに位置し、頭の姿勢を保つ働きをするインナーマッスルです。要するに「首の奥にある筋肉」のことですね。
この後頭下筋群がこり固まると、首こりを引き起こします。小さな筋肉なのでこりの範囲は僧帽筋のように広くありませんが、奥深くにあるために、マッサージなどでは容易にほぐれてくれません。
では、「こり」の原因とは何があるのでしょうか?
頭部の重さは、成人ならば体重の10%程度と言われています。50kgならば5kgと言うことになりますね。これだけの重量があるものを支える首の筋肉には、当然ながら相応の負担がかかります。
近年では、スマートフォンを長時間使用することによる首こりが深刻視され始めました。
首を前に突き出す形で使用することが多いスマートフォンの閲覧姿勢は、頭と首が垂直の状態に比べると、実に約3倍もの負荷が首にかかると言われています。
スマートフォンは使用時間を決めたり、同じ姿勢で注視しないようにしたりするなどの配慮が必要です。
長時間にわたり同じ姿勢で仕事をするデスクワークや、首に負担のかかる高さの枕を使用することも首こりの原因につながります。
その理由は姿勢の悪さ。体に負担のかかる体勢を長時間保ってしまうことで筋肉が緊張してしまうためです。
1日の仕事の時間が8時間、睡眠時間が6時間として考えると、実に14時間も悪い姿勢になってしまう可能性があることになります。
特に睡眠中は、意図して姿勢を変えることができません。
自分に合う高さの枕を使うことが、首にかかる負担を劇的に減らすことにつながると言えるでしょう。
首こりによる悪症状は、首以外の箇所にも影響を及ぼします。
などが主な症状です。
身体の不良は精神にも悪影響がでるため、首こりから頭痛を経て、うつなどの症状につながるケースもあるそうです。
このやっかいな首こりを改善するに
などの方法が考えられます。
首こりに効果的なのがストレッチです。
筋肉を伸ばすことで血液循環が良くなり、緊張をほぐす効果があります。
勢いや反動をつけずに、ストレッチングの対象となる筋を少しずつ伸ばしていくことがポイントです。
※10往復を1日3セット
手を頭の上部に沿え、5秒かけて真横に引き寄せます。
同じように5秒かけて、頭をまっすぐに戻します。
反対も同様に行います。
※5往復を1日3セット
背筋を伸ばして体をリラックスさせ、深く息を吸います。
息を吐きながら、顎を右の肩に近づけるイメージで下げます。
反対も同様に行います。
重い頭をバランスよく支えるため、人の首からゆるやかなS字カーブを描いています。腰部も同様で、これが最も負担の少ない姿勢です。
上の写真は、タオル枕のコリ吉ロールを使用したときの寝姿。腰部も同様に、軽いカーブを描いていることが分かります。
正しい姿勢を保つことに加え、緩やかなS字を描くことで首のストレッチ効果も期待できます。
………
首こりの改善にはストレッチがお勧めですが、継続しなければ意味がありません。しかし多忙などを理由に継続的なストレッチや運動は疎かになってしまいがちではないでしょうか?
そこで、「寝ながら姿勢を正せる枕」、「寝ながら首をストレッチできる枕」があればどうでしょう? 睡眠は毎日必ずとるものなので、特別な労力を必要とすることはなく、誰でも日常的に首のストレッチを取り入れることができます。
「コリ吉ロール」は、寝ながら姿勢を正しつつ、首のストレッチができる画期的なタオル枕です。
硬材(2本の木の棒)と軟材(スポンジ)の構造によりタオル枕本来の「形が崩れやすい」、「柔らかすぎる」、「高さ調節に手間がかかる」というデメリットを克服しました。独自の構造で特許を取得した逸品となっています。
首こりにお悩みの方は、ぜひ一度お試しください。
誤まった使い方をしているとせっかくの商品の機能が半減してしまいます。
正しく使って『コリ吉ロール』の心地良さをご堪能ください!
誤まった使い方をしているとせっかくの商品の機能が半減してしまいます。
正しく使って『コリ吉ロール』の心地良さをご堪能ください!