タオル枕が「あなたにぴったりの枕」な理由

タオル枕

「タオル枕」。

寝つきや目覚めがよくない方、肩こり、首の痛み、頭痛を抱える方などは、一度は耳にしたことのある単語ではないでしょうか。TVをはじめ、多くのメディアで紹介されたことがきっかけで「タオル枕」は話題になりました。

一般的な形状の枕は、後頭部だけに敷くと首に負担がかかります。その結果、肩こり、首の痛み、強いては頭痛の原因にもなり得てしまうのです。

一方タオル枕は、首の下に敷くことで頸椎の自然なカーブを実現し、理想的な寝姿勢を保つことができます。

手軽に作れること、洗濯が容易なこと、または持ち運びに便利といった要素も人気の理由ですが、これらはあくまで副次的なもの。本質的なメリットは「高さ調節が可能」なことによる「万人に最適な枕」を手に入れられることにあります。

本記事ではタオル枕の有用性やメリット・デメリットに加え、自分に合わない枕を使用し続ける危険性を示唆していきます。

目次

  • 枕が合わないことで起こる体への悪症状
  • 首の痛み、肩こり、頭痛の関係とストレートネック
  • 解消する方法のひとつは「枕」
  • どなたにも「タオル枕」を進められる理由のそのメリット
  • 「タオル枕」のデメリット
  • タオル枕のデメリットを克服したコリ吉ロール

枕が合わないことで起こる体への症状

枕を使って寝ている画像

枕の善し悪しは睡眠の質はもちろんのこと、身体の調子に多くの、そして大きな影響を与えます。

「自分に合った枕」を誰しもが求めているわけですが、身体は万人が同じ形をしてはいません。こと枕を選ぶ基準としては、首の長さとカーブの角度、頭の大きさなどが大きく影響します。

不適切な枕を使用すると、以下のような症状が体に現れます。

  • 首の痛み
  • 肩こり
  • 頭痛

現代人の多くが抱える悩みと概ね重なりますので、「ひとつも当てはまらない」という人は少ないはずです。

枕と首の痛み、肩こり、頭痛の関係

肩こり首の痛みの原因

けがや寝違えを除けば、首の痛み、肩こり、頭痛は筋肉疲労か炎症が原因です。多くは長時間同じ姿勢で作業することや、そもそもの姿勢が悪いことに起因します。例としては「スマホを長時間利用している」、「仕事がデスクワークで長時間パソコンとにらめっこしている」などが上げられるでしょう。

また、これらは「ストレートネック」と診断されることもあります。

ストレートネックとは、本来ゆるやかにカーブを描いている頸椎(首の骨)が、まっすぐになってしまっている状態のことを指します。

骨がカーブしていることで緩和される頭の重みがそのまま頸椎にかかり、首や肩の周り、筋肉や神経に大きな負担を強いることになるため、「首の痛み」、「肩こり」、「頭痛」の原因ともなり得ます。

スマートフォンやパソコンの利用が増えたことで、患者数が増加の一途を辿るストレートネック。「日本人の8割~9割の方にストレートネックの兆候がある」と指摘する医師もいるほどです。

解消する方法一つは「枕」

長時間にわたり首に負担を強いる体勢を保つことが、首の痛み、肩こり、頭痛、またはストレートネックにつながることは理解できました。ではどうすれば解消するのか?

ここで大切になるのが枕です。

主には枕の高さ・形状・硬さなどが合わないと、首や肩にかけての筋肉に負担を強いることになります。よくある例として、高すぎる枕を使っている、頭が固定される形状の枕を使っているなどが上げられます。

寝る姿勢が悪ければ「長時間にわたって筋肉に負担を掛ける姿勢を保つ」ことになりますので、当然各所に痛みが出てきます。

最適な枕は理想的なの寝姿勢を保ち、首や肩にかけての筋肉に負担を掛けないようにすることができ、寝ながら頸椎本来のゆるやかなカーブを与えることができます。

「寝ながら頸椎をストレッチする」と言えばイメージしやすいでしょうか。整骨院や整体で施術する「けん引」に似た効果を得ることができます。

首の痛み、肩こり、頭痛に悩む方は、枕を変えてみることをぜひ検討してみてください。

どなたにも「タオル枕」を勧められる理由とそのメリット

適さない枕を使用することが、肩こり、首の痛み、頭痛の原因になり得ることは先に書いた通りです。自然な姿勢で、肩や首の筋肉にできるだけ負担を掛けない姿勢での睡眠が、局部のこりや痛みを和らげることもご理解いただけたと思います。

続いて「タオル枕」をお勧めする理由を記していきます。

本記事の冒頭でも書きましたが、タオル枕「高さ調節が可能」なことによる「万人に最適な枕」を手に入れられることが最大の特長です。頭の大きさや首の長さは人によって違いますので、極論を言えば「最適な枕」というのはひとりひとり違うことになります。

そのためにオーダーメイド枕の需要があるわけですが、例えオーダーメイド枕でも次第に合わなくなる事が多いと言う意見をよく耳にします

タオル枕は、巻き方によって高さを変えることができます。ひと口に「巻き方」と言ってしまいましたが、強さや回数による細やかな調節が可能なので、個人に最適な高さの枕を作ることができるでしょう。

また、持ち運びに便利なことや洗濯が容易であることも優れたポイントです。出張が多いサラリーマンは持ち運べるマイ枕を重宝するでしょうし、主婦の方やひとり暮らしの方は、洗濯が容易であることがうれしいのではないでしょうか。

副次的な特性を見ても、「タオル枕」は汎用性が高く、万人にお勧めすることができます。

タオル枕のデメリット

利点ばかりを書いてきましたが、主に3点ほどタオル枕にもデメリットがあります。

  • 形が崩れやすい
  • 柔らかすぎる
  • 高さの調整にひと手間かかる

寝返りするとずれやすい

製品自体はタオルなので、寝返りなどを打つとずれてしまうことがあります。ヘアゴムで固定するなどの工夫をするとよいでしょう。

柔らかすぎる

普段から硬めの枕を使っている人は、市販のバスタオルだと柔らかすぎて違和感を覚えるかもしれません。きつく巻くことで少しは解消されるかもしれませんが、根本的な解決は難しいと言えます。

高さの調節にひと手間かかる

特に小さめのタオルを使用する場合、高さを出すためには数枚を重ねる必要があります。実際にタオルを巻いて後頭部に敷いてみると分かりますが、しっくりくる高さに調節するのはひと苦労…。タオルは「巻く」ことに特化して作られていませんので、前記した型崩れや柔らかさとの兼ね合いも含め、理想のタオル枕を手に入れるには、多少の試行錯誤が必要になります。

…………

タオル枕のメリットである「高さ調節が可能なことにより万人に最適な枕を手に入れる」ためには、デメリットの「高さ調節のひと手間」をクリアしなければいけないということです。

タオル枕のデメリットを克服した「コリ吉ロール」

「コリ吉ロール」は、水平方向に組み合わせた硬材(2本の木の棒)と軟材(スポンジ)の構造により、市販のバスタオルと比べると形崩れしにくい構造になっています。通常のタオルとは違い、水平方向に縫い目が入っていて、「巻いて使う」ことに特化した形状となっているためです。

加えて硬材と軟材の使用により、市販のバスタオルでは実現不可能な「硬さの調節」が可能です。硬めが好みの方は木の棒を2本入れて枕を作り、柔らかい方がいい方は、木の棒の本数を減らすことでソフトな枕を作ることができます。

もちろんタオル枕のメリットも備えていますので、細かい高さ調節も可能。生地は今治製、製法はハンドメイドの、こだわり抜いた逸品となっています。

製法:オールハンドメイド
タオル地:今治製 綿100%
大きさ:ショートタイプ-幅34cm、ワイドタイプ:幅60cm

   

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