首が長い人はストレートネックになりやすい?3つの理由と予防法を解説

首が長い人は肩こりや首こりに悩まされやすいといわれています。

 

その原因のひとつとして、ストレートネックが考えられます。

 

ストレートネックとは、本来は緩やかなカーブを描くべき頸椎が真っすぐになってしまう状態です。

本記事では、首が長い人がストレートネックになりやすい理由や、ストレートネックによる肩こりや首こりとの関係性、さらに首のケア方法について解説します。

首が長い人とストレートネックの関係

通常、頸椎は頭部の重さ(約4〜6kg)をバランスよく分散します。

 

しかし、首が細くて長く見える人は、頸椎のカーブがストレートになりやすくなり、頭部の重さを支えにくくなります。

 

首の筋肉は、頭部の重さを支え、頸椎のカーブを維持するために重要です。

 

首の筋力が不足していると、首に直接的な負担がかかりやすくなり、ストレートネックを引き起こしやすくなります。

 

特に、日常生活の中で長時間スマートフォンを使ったりパソコンに向かってデスクワークを続けたりすると、首が常に前に傾いた状態となって首の筋肉が使われにくくなるため、注意が必要です。

 

筋力が低下してくる中高年になると、日頃からのケアが欠かせません。

首が長い人がストレートネックになりやすい3つの理由

首が長い人がストレートネックになりやすい理由は、首にかかる負担が大きいこと、姿勢の影響、そして睡眠時のサポート不足にあります。

 

ここでは、具体的に3つの要因について詳しく解説します。

首への負担が大きくなる

通常、頸椎はゆるやかなカーブを描き、頭部の重さを分散して支えてくれます。

 

しかし、首が長い人はカーブが平坦になりやすいだけではなく、支えなければならない距離も増えるため、首の筋肉や骨に対する負荷が大きくなります。

 

負荷がかかった状態が続くと、次第に首のカーブがなくなっていき、ストレートネックになりやすくなるのです。

 

首の筋肉が弱かったり姿勢が悪かったりすると、この負担がさらに大きくなります。

デスクワークで前かがみになりやすい

デスクワークや長時間のスマートフォンの使用など、現代社会では前かがみの姿勢をとる機会が増えています。

 

通常の首への負担は4〜6Kgですが、30度前に傾くと、およそ18Kgまで負担が増大します。

 

頭が前に傾く角度が大きくなればなるほど、それに伴って首への負担も増大するのです。

 

デスクワークの環境では、目線が下がることで首が前方に傾きやすくなり、ストレートネックが進行しやすくなります。

 

長時間の前かがみ姿勢で首に不自然な負荷がかかると、ストレートネックのリスクが高まるだけではなく、肩こりや頭痛などの症状の要因にもなりかねません。

就寝時に頸部に負担がかかりやすい

就寝時の姿勢も、ストレートネックのリスクに大きく影響します。

 

首が長い人は、寝ているときに使う枕の高さや寝具の硬さが合っていないと、頸椎に負担がかかりやすいからです。

 

特に、高すぎる枕や柔らかすぎる寝具は、寝ている間に首の自然なカーブを損なう原因となり、首回りの筋肉が硬直してしまいます。

 

枕が高すぎる場合、寝ている間に常に首が前傾姿勢になってしまい、これがストレートネックを引き起こす原因になります。

 

また、柔らかすぎる寝具を使うと、体全体が沈み込みすぎて寝返りが打ちにくくなり、首や肩にかかる負担を分散しにくくなることも問題です。

 

寝返りは、寝ている間に体のバランスを調整し、首にかかる圧力を和らげる役割を果たしているため、妨げられると首への負担が集中してしまいます。

首が長い人がストレートネックを予防する方法

ストレートネックは、日常の習慣を改善することで予防できます。

 

首が長い人は正しい姿勢を維持して首や肩にかかる負担を軽減し、ストレートネックのリスクを軽減しましょう。

長時間スマートフォンを使用しない

現代社会では、スマートフォンの長時間使用が一般的になっています。

 

スマートフォンを長時間使用する際は、無意識に首を前に突き出した状態になりがちで、この姿勢がストレートネックを引き起こす要因です。

 

スマートフォンを使用する際は、首を前に傾けないように意識して、目線の高さまでスマートフォンを持ち上げましょう。

 

長時間の使用は避け、1時間に1回は休憩を取り、首を動かしたりストレッチを行うことが大切です。

 

簡単なストレッチとして、首を左右に傾けたり肩を回す動作を定期的に行ったりすることで、首周りの筋肉をリラックスさせてストレートネックの進行を防止できます。

 

デスクワーク時はモニターの高さを目線と同じかやや下にする

デスクワークもまた、長時間の前かがみ姿勢を引き起こしやすいので首に負担をかけます。

 

特に首が長い人は、モニターの高さやデスク環境が合っていないと、首が前方に突き出る姿勢になりやすいため、ストレートネックのリスクが高まります。

 

デスクワーク時の姿勢を改善するためには、モニターの高さが目線と同じかやや下に来るように調整することが重要です。

 

モニターが低すぎると首を前に倒す姿勢になり、ストレートネックの原因になるからです。

 

また、モニターと目の距離は40cm前後に保ち、首と一緒に目の負担を減らしましょう。

 

さらに、座ったときに骨盤を立てて座ると、背筋が伸びて首に余計な負担がかかりにくくなります。

 

立った状態でモニターを使うスタンディングデスクも、姿勢の改善に役立ちます。

体に合った枕や寝具を使用する

睡眠中の姿勢も、ストレートネックの予防に大きく影響します。

 

特に、首が長い人は適切な枕や寝具選びが重要です。

 

後頭部が高すぎる枕だけではなく、全体的に低すぎる枕や柔らかすぎる枕も、首のカーブを保つためのサポートが不足して首の筋肉が硬直しやすくなります。

 

頸椎部に適切な高さと硬さを持つ枕を使用すると、頸椎のカーブを自然に保ち、就寝中の首への負担を軽減できます。

 

硬さや高さを調節できる枕や、寝返りを打ちやすい少し硬めの寝具がおすすめです。

首が長い人には布団と首の隙間を埋められる枕がおすすめ

首が布団と接していない状態が続くと、首や肩の筋肉が不自然に伸びたり逆に縮んだりしてしまい、寝ている間に筋肉が疲労してしまいます。

 

この筋肉疲労が蓄積すると、朝起きたときに首の痛みや肩こりを感じる原因になります。

 

首が長い人は、他の人よりもこの隙間が生じやすいため、首と布団の間にできる空間を埋めてくれる適切な枕を選ぶことが重要です。

 

首と布団の隙間を埋め、就寝中の首をサポートできる枕として、弊社の開発した「コリ吉ロール」がおすすめです。

 

コリ吉ロールは、首のカーブにぴったりとフィットするデザインで、首の自然なラインをキープできます。

 

特に、首が長い人にとっては、通常の枕では支えきれない首の隙間部分を自然に支えられます。

コリ吉ロールの特徴

コリ吉ロールの大きな特徴は、高さを自在に調整できる点です。

 

日によって首や肩の状態は変わるので、首のサポートに必要な高さも変わります。

 

コリ吉ロールは、ロールで高さを自在に調整できるため、使用者のその日の体調に合わせて最適な高さに調整可能です。

快適な睡眠とストレートネックの予防

首と布団の隙間を埋めると、就寝中に首が正しい位置でキープされ、首や肩にかかる圧力が均等に分散されます。

 

朝起きたときに感じていた首こりや肩こりが軽減され、スッキリした目覚めを得られるでしょう。

 

コリ吉ロールのような高さを調整できる枕は、首のケアに適しています。

 

日中の姿勢やデスクワークなどで首に負担がかかっている場合、夜間の睡眠で首を適切にサポートすることが重要です。

まとめ:首の長い人は日頃からのストレートネック予防が必要

首が長い人は、構造的な理由からストレートネックになりやすいため、日常生活での予防が欠かせません。

 

首にかかる負担を軽減するためには、まず正しい姿勢を維持することが大切です。

 

デスクワークやスマートフォンの使用時に前かがみの姿勢を避け、モニターの高さやスマホの位置を調整するなど、日常の動作に気をつけましょう。

 

さらに、就寝時に使用する適切な枕や寝具の選定も、首のケアにとって重要なポイントです。

 

特に、首が長い人は、首と布団の間にできる隙間を自然に埋められる枕がおすすめです。

 

コリ吉ロールは毎日自由に高さを調整できるので、その日に最適な高さを選べます。

 

朝起きた時に首や肩のこりを感じていた方は、枕を変えるとスッキリ目覚められるでしょう。

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